いっちー
いっちーと申します
僕は高校生1年生のときに初めて宗教の話を聞くことになりました
その宗教の名前は顕正会。。
最初は嫌々はじめましたが、22歳でやめるまでの青春のほとんどをつぎ込むことになりました
このブログは当時の自分自身の心境や心の実話をもとに伝えていきたいと思っています
そして、大人になったいっちーの
宗教とは人生とはいったい何なのかということを深く掘り下げていきたいと思います
広川総支隊長との出会い
顕正会員になって1カ月が立とうとしていた
あたりまえではあるがこの頃は自分が顕正会員であるということの自覚はまったくない
むしろ心底恥ずかしいことであると思っていた
そして相変わらず家での勤行は週に1~2回ほど
イシイさんの家での勤行が一週間~十日ほどに1回のペースで行われていた
最初は勤行をしっかりやってこの先を早く決めようと思っていたのだが、この頃になると慣れが生じて惰性のままに流れる日々を送っていた
そしていつものようイシイさんの家に行き
いつものように置かれた僕のタバコがあった
しかし、今日はいつもとはちょっと違った展開が待っていた
『やぁこんにちは』
ニヤついた表情で20代後半のやさ男がこう話しかけてきた
一瞬誰だろうと思いながら僕も挨拶をした
心の中ではこいつは弱そうだと思いながらww
当時高校生で愛読書は特攻の拓である僕の判断材料は
カッコいいかカッコ悪いか
可愛いか不細工か
強そうか弱そうか
正直この3つ以外の選択肢は存在しなかったのだww
しなみに特攻の拓は超面白いので全巻大人買いをおススメしています
そんな3つのドラゴンボールのカウンターを持ち合わせているジロウにはこいつには勝てるという反応がでていた
最初の広川さんとの出会いはこんな感じであった
次の瞬間イシイさんが超低空姿勢で広川さんに話しかけていた
What???
言うてもイシイさんはヤンキーではないがガタイはいい
ガテン系の仕事をしているし、黒塗りのベンツにも乗っている
それが年も下である広川さんにペコペコしているのだ
実は顕正会は超縦社会で出来ていてこの時イシイさんの役職が副支隊長であるのに対して広川さんは総支隊長というかなり上のランクであったのだ
vol.7 顕正会の役職について
のちに広川さんは僕にとっての最強のカリスマであり、広川さん一人が一緒にいてくれれば僕は族の集団100人にだって特攻かけられますよと言わせた男になることはこの時は知る由もなかった
広川総支隊長という男
眼鏡をかけたスーツ姿のインテリ系20代後半のおじさんを最初に見たときの印象はヤサ男といったものだった
しかし、イシイさんの低姿勢さにびっくりしているとさらにビックリすることが分かった
今となっては本当かっどうかもわからないが広川さんは18ぐらいまでブラックエンペラーという族の総長だったと言っていた
ちょうどその時にこの仏法と出会って片っ端から仲間を勧誘していったとのこと
今から考えるとブラックエンペラーの総長が本当だったかどうかは別としてもやさ男ではあるが眼光は鋭く、手のリーチも長く、うまく説明はできないが力で強いというよりは、危なさや根性といった面で強いと言われれば十分に納得ができた
今はどうかわからないが顕正会の幹部にはヤンキーが多かったのは事実だ
この超縦社会というシステム自体がヤンキー受けするのかもしれない
あくまでも今から考えるとということで現在はわからないが当時がいわゆる不良ブームの末期の時代であったことは確かである
そして広川さんの口癖は『負けてたまるかー』だった(笑)
今回なぜこのような展開になったかと言えば、詳細を誰かから聞いたわけではないが大体のストーリーはおおむねわかっている
顕正会という団体は入信した人で脈がありそうな人がいればもちろん育てようとする
場合にもよるが入信者という数に一番のノルマがあるので入信を1回して連絡をきっぱりと立てばそうしつこくは来ないはずだ
僕は事務所に行くのは頑なに断っていたが続けるという意思は示していたのでこいつをなんとか育てろとなっていたはずだ
顕正会の幹部ともなれば仕事帰りに毎日事務所や会館に行くのは当たり前で、こうして家でだらだらと話していることなんてまずない
なので僕の状態を見ながら時期をうかがっていたのだ
そして、僕のうわさはもちろん広川さんにも届いていたのでそいつに会わせろとなったわけだ
要は僕を事務所に引っ張るために総支隊長自らが足を運んだわけである
だが、僕は頑なに断った
それほど事務所でみんながお経を唱える姿は恐怖だった
当時は特にオウムから法の華、白装束など新興宗教ブームでニュースでその奇妙さが頻繁に流れていたこともありその思いは強かった
そして、意味も分からなかった
だって家でもできるっていったじゃん
ご本尊様の前でやっても、富士大石寺の方に向かって壁を前に唱えてても一緒だっていったじゃん
それだけでいいっていったじゃん
なんで、俺を事務所に連れていきたがるんだ――――( ;∀;)
その日、かなり強引なことを言われたりそんなんじゃだめだとか言われた気もする
だけど、帰るころにはやはり優しく戻っていて、、、
イシイさんも、広川さんもツンデレなんだとこの時は思っていたんだ
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