いっちーと申します
僕は高校生1年生のときに初めて宗教の話を聞くことになりました
その宗教の名前は顕正会。。
最初は嫌々はじめましたが、22歳でやめるまでの青春のほとんどをつぎ込むことになりました
このブログは当時の自分自身の心境や心の実話をもとに伝えていきたいと思っています
そして、大人になったいっちーの
宗教とは人生とはいったい何なのかということを深く掘り下げていきたいと思います
高校2年生の夏休みのとき、ついに僕のうわさは広がりだしていった
それまでは噂が立たないように計算したり、仮に噂が広がっても自分の周りまで来ないようにと全力で小手先の小細工を入れていた
それでもこの頃はすでに平均で月に10名以上を折伏しているまさにハンターと化していた
そして、パンパンに膨らんだ風船が割れるのは時間の問題となり自ら風船を割る決意をした
親友を折伏しよう
僕の場合中学と高校がかなり離れていることもあってまずは中学の地元の方から一気に畳みかけることにした
ちなみに、仏法を広めることによって悪いうわさが立つことを怨嫉(おんしつ)という
顕正会ではよく、怨嫉を巻き起こす覚悟とかで使ったりする
意味わかります??
宗教の話なんてしたら嫌われるとか、友達が去っていくことくらいやる前から分かっているんですよ
そんなの誰だって怖いに決まってるじゃないですか!?
だから決意するんですよ
自分から噂を巻き起こしてやるぜ的な感じです
ちなみに怨嫉(悪いうわさ)が流れると上からは褒められます
おまえ、罪障消滅(過去に作った罪が仏法によって消えること)ができてよかったなぁと
そんな世界です(=_=)
それでも親友は噂で判断してほしくないというのがありました
変に噂が広まりだすと連絡しても会ってくれないのでやるときは一気にやるというのは決めていたことでしたからね
僕は夏休みの3日間を使って友達5人と別々にアポを入れました
本当は1日でやっちゃいたいところですけどね(-_-;)
ここさえクリアしてしまえば地元ではもう何があってもいい
傍から見たら気持ち悪い宗教ヤローです
それでも当時は色々な感情渦巻く中で涙を拭きながらの一歩でした
心を仏に、折伏開始
ここはあえて鬼ではなく仏で(笑)
こういう話って、仲のいい人ほど素直に伝えられないんですよね
別にただの親友たちですけど、妙に緊張します
というか、嫌われたくないんだよ
かといって生半可に伝えることはタブーとされているので本気でぶつからなくてはなりません
例えば宗教の話をするにも、しつこくしないで相手が嫌がったらやめて理解してあげればそんなに嫌われることじゃないじゃないですか
でも顕正会ではそれは許されないことなんです
このブログでも仏教ではなく仏法といっているんですが、つまり仏の法則ということです
法則は相手の意識関係なく背くことのできないものですよね
つまり、そういいたいわけなんですよ💦
つまり、一度話始めたら相手が途中で怒って帰るか、ねばってねばってねばってねばってねばってどうしてもやらないという意思を表示するか、相手が入信するか
この3つ以外は折伏において認められないということなんです
どうです??
やりたい??
顕正会員として折伏を実践している人数は僕の推定ですが6000人から10000人と思われます
なぜそんなにも多くの人がこんな嫌なことをしているのか!?
そうせざる負えない、言葉を変えるならそうしてしまう仕組みがあるんだよね( ˘•ω•˘ )
ちなみに、、
ぼくはこの友人5人のうち3人はひとりで話をしました
上からすると入信という数字が欲しいので一人で話をさせるより幹部がついていったほうが確率が上がるのであまりいい気はしないのですが、僕としては絶対に譲れない所でした
だって、そもそも二人で話に行く時点で怪しいし、気持ち悪い
宗教の話をしたことで嫌われるならまだしも、そんなところで疑心暗鬼になってもらっては嫌なんです
そのために今まで、親友以外を折伏してきた
言い方悪いけど練習していたわけですよ
そして、ついに本番が始まった
振り分けは初日に3人
残りの2日で一人ずつ
この5人は繋がってたので早いとこ言っておかないと連絡取りあっちゃいますからね
そして僕が一人で話をするのは1日に1人ずつです
初日の3人目は夜の22時に待ち合わせをしました
結果は、、、
初日の3人は無事入信が叶いました
話しをするときにあいつには話した??と当たり前のように聞かれるのでいついつに話すよといいました
そうすることでそれまでは言わないかなと思ったからね
そして次の日も、そのまた次の日も入信は叶いました
ただ、それ以来彼らと会うことはなくなり、結婚式にも5人のうちの1人からしか招待されませんでした
小学校の時からの付き合い
悪いこともたくさんしたダチ
ふざけ合った日々
笑い合った日々
ケンカしたこと
最後の別れはケンカではなく、距離を置かれたこと
そしてそれに気づいている僕も距離をとった
別れの言葉もなく関係がなくなっていった
覚悟を決めてやったことだけど本当に大切なものを失ってしまった
もう、地元で失うものはない
僕は名簿を片手に片っ端から電話をして、ただただ入信の数を増やしていった
するとうわさは一気に広がり電話をするだけで切られたり、当時はまだ家電に電話することもありな時代だったんだけど、相手の親から本人に取り次いでもらえなかったりと危険人物として地元に広く知れ渡っていった
ちなみに、、
去年のことだけど、この時の友人達と呑みに行くことになった
こうやって会うのは20年ぶりの事
当時は16歳だったから居酒屋には入ったことはなかった
こうして大人になってお酒を飲むのは初めてだった
宗教の話は出なかったし、お前も色々あったという言葉くらいでむしろ悪ふざけをしたたわいもない昔話に花が咲いた
それでも、話の大半は俺がグループを抜けた後の知らない話が続く
俺の知らない親友たちの思い出話は自分という人間が存在しない世界で、笑いながら聞いていたが心は涙と虚しさであふれかえっていた
ここに集まったメンバーは5人ではなく、12人
他のメンバーは僕が抜けた後につるんでいた連中で僕は誰一人知らなかった
その7人は口ぐちに、あなたがいっちーさん(年下)ですか??うわさは聞いていましたよ
なんでも数々の伝説を残したとか、、
どんな噂かは知らないけどどっちだ??ヤンチャか??宗教か??
ww
僕は宗教をやめたときの葛藤は今ではすっかりと癒えている
ただ、失った人間関係やそれによってできた心の闇は今でもしっかりと残っている
押していただけると更新頻度が上がります(笑)
最後まで読んでくれてありがとうございます
宗教論については徐々にこちらのブログでも書いていきたいなぁと思っています
当時はネットが普及していなかったことあり、若輩者の僕はかなり遠回りな人生を送ってしまいました
それでもぼくの経験がネットを通して誰かの人生のお役に立てればとブログを書き始めました
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