いっちー
いっちーと申します
僕は高校生1年生のときに初めて宗教の話を聞くことになりました
その宗教の名前は顕正会。。
最初は嫌々はじめましたが、22歳でやめるまでの青春のほとんどをつぎ込むことになりました
このブログは当時の自分自身の心境や心の実話をもとに伝えていきたいと思っています
そして、大人になったいっちーの
宗教とは人生とはいったい何なのかということを深く掘り下げていきたいと思います
いつもとは違う雰囲気が、、、
いつものようにイシイさんの家に行くと今日ばかりは何やらちょっと雰囲気が違う
なんでも顕正会のビデオがあるから見ろと言われた
しかも、ただでさえそんなもの見たくもないのに顕正会の事務所に行かないと見れないというのだ
絶対にイや( ゚Д゚)
僕は命の危険を感じた
当時宗教のビデオと言えば何秒か置きに目では見えないスピードでメッセージが映り込み見ていると無意識化で洗脳されて行ってしまうというものが流行っていた
本当にそんなもので洗脳されるのかはわからないが当時はそういったことがニュースでよくやるほど新興宗教ブームだったのだ
そんなわけで断固拒否ですよ
当たり前です
いつもだったらこの断固拒否で話は済んでいた
というのも先日広川総支隊長が来てからというものの妙にイシイさんが僕を事務所に連れていきたがるのだ
もちろんその度にことわっているのでこの会話もいつも通りの展開だった
しかし、今回はいつもと違う
異様にしつこいのだ
それでも嫌なものはイやである( ゚Д゚)
そんな何されるかわからない所にしつこく誘われれば誘われるほど行きたいわけがない
そして、あろうことか僕はガチギレされてしまった
『テメーコラがたがた言ってんじゃねーぞこら(; ・`д・´)
テメーは勤行だってやるやる言ってっけどそんなんだから出来ねーんだろうが
人が優しくしてりゃあ調子乗ってんじゃねーぞ
テメーはおとなしくゆうこと聞いてればいいんだよ』
あっ、、、
本性でた( ゚Д゚)!
ガチギレやん
いのちの危険を感じたいっちーはおとなしくビデオ放映に参加するべく黒塗りのベンツに乗せられるのであった
人生2回目の顕正会の事務所
確認はしていないが後から考えればこの時は本気でぶつかって来なければ切ってもいいと指令が出ていたに違いない
自分でいうのもなんだが僕は結構レアなケースだと思う
やめないけど断る的な(笑)
切るというと言葉は悪いが、顕正会が目的としているのは広宣流布といって全人類がお題目を唱えるという人類救済を目的としている
そこに求められるのが誓願という
誓願とは、仏さまに誓う約束を言う
顕正会でいう誓願は一番に毎月の折伏(勧誘)が強誓願としてある
そして、次に大切な誓願としてビデオ放映を含めたイベントの集客人数が中誓願となる
これが組織ごとに割り当てられ特に折伏に関しては絶対に割らせないという圧が強い
ちなみに人数は毎月、もしくは2カ月に1度浅井会長から号令が下った人数を今度は組織ごとに細かく分けていくのだ
顕正会員はぶっちゃけた話内容以上にこの数字に執着する
なぜなら、これを達成できないということは浅井会長の顔に泥を塗ることになりそれを許さないという組織編成がしっかりと出来ているためだ
なので勤行をすれば成仏できると言って勧誘しても、その人がビデオ放映に来なかったり折伏をしなければカウント人数には一切反映されないため足手まといとなってしまうのだ
そんな理由で今日中にケリつけろ
それで飛ぶようならご縁がなかったということ
今日はそんな日であった
行きの道中、一度行くと決めれば手のひらを返したようにイシイさんは優しくなる
ふたりは仲良く事務所に上がっていくのだった
人生で2度目の顕正会の事務所である
顕正会のビデオ放映
事務所に着くと大広間は電気が消えていてスクリーンがあった
真っ暗な部屋に通されると中には100人ほどの人で溢れかえっていた
とりあえず、自分の居場所を確保してあぐらをかく
ほどなくして、ビデオ放映なるものが始まった
顕正会のビデオ放映にはいくつか種類があるが今回は総幹部会という顕正会の月1もしくは月2である活動報告会のようなものだった
最初は体験発表から始まる
さすがにこの時の内容は覚えていないが仏法にであってこんな体験談があったということを涙ながらに話していた
みんな大変なんだなぁ~と思った
続いて活動報告というものに変わった
体験発表と少し似ていてこんな体験してこんな活動してますよ~といった内容だ
ここまではわりと誰が聞いてもわかる話をしている
そして、ここからは正直あまり何を言っているかわからなかったし、難しくてつまらないので寝てしまったww
僕はなるべく画面は見ないようにしていた
洗脳されないためだ
聞きなれない単語が多く連なる話は退屈でウトウトしていると、場の空気が一瞬で変わったのが分かった
浅井会長のお話だ
そこには一瞬目を疑う光景があった
この部屋にいるすべての人が正座になりお辞儀をしながら頭の上で拍手をしているのだ
マジこいつらやべー
あきらかに洗脳されてやがる
そして僕の隣にいたイシイさんもゴリラのような巨体を小さくして正座して拍手をしていた
浅井会長の話は意外にも聞きやすく、突拍子もないことを言っている感じはなかった
温和なおじいちゃんといった形で話は始まった
終盤はかなり熱を込めた話口調になって幕を閉じた
最後はまたみなこうべを垂れての拍手喝采だった
なんだこれ~( ゚Д゚)
そう感じている時間は意外と長かった
というのも拍手の時間が人生で最高潮に長いのだ
1分。2分。いや3分か。。。
そして浅井会長退場の号令と共に全員がまたこうべを垂れて拍手をするのであった
この拍手の仕方は顕正会の風物詩のようなもので浅井会長の絶対的な象徴ともいえるでしょう
ちなみに、浅井会長はこの時両手を挙げて声援を一心に受けているのです
どう思います??
キモって正直思いますよね
のちのち顕正会員の人たちとこのことについて話し合ったことがありますが皆口々にあれは浅井会長のお励ましだ
ありがたい
そう口をそろえて言うのでした
僕はというともちろんありがたいと思っていましたよww
ただ、新しい人を連れて行くときはいつも会長やめて~(〃ノωノ)
と思っていたことはここだけのお話ですw
ビデオ放映終了後
ビデオ放映が終了してイシイさんが事務所の仏間で話しかけてきました
よく見ると周りにもそうした少数になって個々に話し合っていました
顕正会ではこれを指導と言います
口々に感激を語っている集団
苦笑いしている恐らく新人に笑顔で話しかける幹部の人らしき姿
その中にはぼくと同じ高校生の姿もありました
ぼくは色々な思いに駆られ気持悪くなっていたのでとりあえず事務所から出たいと伝え事務所を後にしました
イシイさんは驚くほどやさしくなっていてひとこと
『どうだった??凄かっただろう~』
と笑顔で行ってきました
僕は
『よくわからなかった~
とりあえず洗脳されなくてよかったです』
と言って帰りの車に乗った
ビデオ放映参加者1名の目的を果たしたイシイさんはご機嫌で
帰りにラーメンをおごってもらった
この時、2回目の事務所に行ってしまった僕は少しずつではあるが宗教というものになれていったのかもしれない
次の約束をして帰っていた
いっちー
最後まで読んでくれてありがとうございます
宗教論については徐々にこちらのブログでも書いていきたいなぁと思っています
当時はネットが普及していなかったことあり、若輩者の僕はかなり遠回りな人生を送ってしまいました
それでもぼくの経験がネットを通して誰かの人生のお役に立てればとブログを書き始めました
応援よろしくお願いいたします
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高校生の頃宗教に入信してしまった
その宗教の名は顕正会
人生が大きく変わった(悪く)
そんなお話です
一日ワンクリックで入信しよう(笑)
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